田んぼ学校
4月5月6月7月8月9月10月
お米クイズ
毎日たべてるお米だけど、
みんなはどのくらい
お米について知っているかな?
答え
【食物(しょくもつ)としてのお米
LEVEL1:たまご Q1. 朝ごはんを食べるとどんな効果(こうか)がある? きみの回答:   ☞   正しい答え:B
朝ごはんを食べると、ねむっていた脳みそが目をさまし、栄養(えいよう)も補給(ほきゅう)されるのでやる気が出ます。おこりっぽくなるのはおなかがへったときですね。
Q2. ごはんはパンより太りやすい? きみの回答:   ☞   正しい答え:A
ごはん1杯に含まれる脂質(ししつ)は、食パン1枚の約6分の1ていど。食パンはジャムなどをぬれば、さらにエネルギーが高くなります。ごはんは量のわりにエネルギーが低めですし、腹もちもよいので太りにくいのです。
Q3. 無洗米(むせんまい)って何? きみの回答:   ☞   正しい答え:A
無洗米は、ふつうのお米ではとぎ洗いをして取る“ぬか”を、あらかじめ工場で取ったお米です。無洗米のぬかは、ぬかが他のぬかとくっつきやすい性質を利用してぺたぺたとはがしとられています。洗わなくてもよいので、水や時間も節約できるのです。
Q4. お米を洗う時に出る汁は? きみの回答:   ☞   正しい答え:A
お米を洗うことを「お米をとぐ」といいます。ですので正解は「とぎ汁」です。とん汁は料理、だし汁はこんぶやにぼしなどを煮(に)て作った、料理の基本(きほん)のスープです。
LEVEL2:あなご Q5. 私たちがふだん食べているお米は? きみの回答:   ☞   正しい答え:B
うるち米とは、日本で主に食べられているねばり気の少ない種類(しゅるい)のお米です。コシヒカリやひとめぼれ、あきたこまちもうるち米です。もちを作るときにはもち米という、ねばり気の強いお米を使います。
Q6. 日本ではじめての学校給食は何だった? きみの回答:   ☞   正しい答え:C
明治(めいじ)22年、今から100年以上前に山形県の小学校で出されたのが学校給食の始まりです。こんだては焼き魚とつけもの、そしておにぎりでした。今の給食とはずいぶんちがっていますね。
Q7. 白いごはんに、たんぱく質とビタミンはふくまれている? きみの回答:   ☞   正しい答え:B
お米にはたんぱく質やビタミンをはじめ、炭水化物(たんすいかぶつ)やマグネシウムなど、元気に活動するための栄養素(えいようそ)がいろいろふくまれています。ごはんは体と脳みそにエネルギーをあたえ、元気な体をつくります。
LEVEL3:とろ Q8. おちゃわん1杯には約何つぶのお米が入ってる? きみの回答:   ☞   正しい答え:C
おちゃわん1杯のごはんは約150グラム。ごはんつぶの大きさにもよりますが、およそ3300つぶのお米が入っています。ずいぶん多いのですね。
Q9. お米を発酵(はっこう)させて作り、お酒やみその原料(げんりょう)になるのは? きみの回答:   ☞   正しい答え:C
酒かすは日本酒(にほんしゅ)を作るときに出るしぼりかすです。こうぼはパンやビールなどをつくるときに使う微生物(びせいぶつ)です。こうぼはみそ作りでも使われますが、お米を発酵させたものではないのでちがいます。
Q10. 「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」ってどんな意味? きみの回答:   ☞   正しい答え:C
健康(けんこう)な体を作るためには、バランスのとれた食事が大切です。ごはんとみそ汁、おかず3種類ですと、たくさんの食材(しょくざい)を使うので栄養のバランスがよいメニューになるのです。

【植物(しょくぶつ)としてのお米
LEVEL1:ばった Q11. よい種もみは、塩水につけるとどうなる? きみの回答:   ☞   正しい答え:A
よい種もみは中身(なかみ)がつまっているので、ものをうかばせる力が大きい塩水に入れてもうかびません。だめな種もみは中身がスカスカなのでうかんでしまいます。
Q12. 苗が何cmぐらいになったら田植えOK? きみの回答:   ☞   正しい答え:B
3cmですと植えづらく、苗がどろの中にかくれてしまいますし、30cmでも大きすぎて植えづらいですね。12cmぐらいですと植えやすく、ちょうどよいのです。
Q13. お米の収穫(しゅうかく)がいつもの年より多いのは? きみの回答:   ☞   正しい答え:B
連作は同じ作物を何度もくり返し同じ田畑(たはた)で育てることです。豊作の「豊(ほう)」は「ゆたか」とも読みます。豊作はたくさんお米ができた、という意味ですね。
Q14. 稲の穂(ほ)や葉がかれて育たなくなる病気を何病という? きみの回答:   ☞   正しい答え:B
いもち病は夏の気温が上がらない「冷害(れいがい)」のときによく発生します。いもち病の菌(きん)はカビの一種で、稲につくと葉は点々と茶色くかれ、穂は白や黒に色が変わり、お米がとれなくなってしまいます。
LEVEL2:かえる Q15. 田んぼは何をふせぐ? きみの回答:   ☞   正しい答え:A
大雨の時、田んぼは雨水をためてくれるので、川の水かさが急にふえるのをふせぎます。田んぼにたまった水は少しずつ流れ、一部は土の中にしみこみ、地下水になります。
Q16. 稲の花は何時間さいている? きみの回答:   ☞   正しい答え:C
稲の花は1日だけさきます。朝9時ごろから2時間ほどさき、受粉(じゅふん)をしたら閉じてしまいます。あさがおやへちまなどのほかの植物と同じように、稲も受粉によって、稲のたねであるお米が出来るのです。
Q17. 6月に稲かりがおこなわれるのはどこ? きみの回答:   ☞   正しい答え:A
ほとんどの地方では稲かりは秋におこなわれますが、気候があたたかい沖縄県では6月に刈りとりをはじめ、7月には終わらせてしまいます。早く刈りとって台風をさけるのです。南極はひじょうに寒いため、お米は作れません。
LEVEL3:へび Q18. お米を保存するための「低温倉庫(ていおんそうこ)」の中の温度は何度? きみの回答:   ☞   正しい答え:B
お米は気温が16℃以上だと早くわるくなってしまい、カビも生えやすくなります。よって15℃以下にたもたれた倉庫にしまうのです。0℃では寒すぎてしまいます。
Q19. 1つぶの種もみは何つぶにふえる? きみの回答:   ☞   正しい答え:A
約1000つぶ〜1500つぶにふえます。おちゃわん1杯のごはんつぶは約3300つぶもありますが、たった3つぶの種もみが、おちゃわん1杯までふえるということですね。
Q20. 同じ広さの土地で育てて、1番多くとれるのは? きみの回答:   ☞   正しい答え:C
品種にもよりますが、小麦は1つぶがおよそ50〜100つぶ、とうもろこしはおよそ600つぶになるようです。種1つぶが苗1株になるわけですから、お米は同じ広さで育てても他の作物(さくもつ)よりたくさんとれるのですね。