皇室WEB

皇室のご近況~宮内庁の発表写真より

令和7年12月29日
 令和7年12月29日、佳子内親王殿下が31歳のお誕生日を迎えられ、宮内庁から内親王殿下のこの1年のご活動の概要と、ご近影が発表されました。



 佳子内親王殿下は、この1年、数多くのご公務に臨まれました。
 6月にはブラジルを公式訪問されました。令和7年が日本とブラジルの外交関係樹立130周年および「日本ブラジル友好交流年」であったことから、ブラジル政府から招待を受けてのご訪問でした。現地ではルラ大統領を表敬訪問したほか、11日間の滞在で8都市を巡り、現地の日系人らと絆を強められました。



 宮内庁によると、地方訪問は12件。4月には石川県を訪れ、日本工芸会の総裁をお務めであることから、能登半島地震で被災した工芸家らを励まされました。
 また令和7年が戦後80年にあたっていたことから、8月、秋篠宮皇嗣妃殿下とご一緒に被爆地の広島県へ。面会した被爆者から不戦と平和の思いを聞き、側近に「お一人お一人の言葉を胸に深く刻んだ」と話されたとのことです。
 10月には秋篠宮妃殿下とご一緒に香川県の国立ハンセン病療養所「大島青松園(せいしょうえん)」を訪ね、入所者の方々と交流し、慰霊碑に拝礼されました。



 都内でのお出ましは77件。非常勤の嘱託職員として働く全日本ろうあ連盟が運営に関わったデフリンピック東京大会(11月)では、日本選手団の結団式で選手たちを手話で激励されました。開閉会式にも出席し、競技も観戦されたほか、都内で開かれたろう者の国際芸術祭にも出席し、参加者と交流されました。
 内親王殿下は、非常勤嘱託職員として全日本ろうあ連盟には、週2回程度勤務されています。



 上記で紹介した以外にも、海外から来られた方々とお会いになったり、展覧会や競技会、発表大会へのご出席など、たくさんのご公務を真摯に務められました。










ページ上部へ移動