皇室WEB
令和7年12月23日、上皇陛下が92歳のお誕生日を迎えられ、宮内庁からご近況とご近影が発表されました。
上皇陛下は心臓に持病をお持ちでいらっしゃいますが、薬物治療を受けられており、ご症状は比較的安定した状態を維持されています。

今年が戦後80年の節目であったことから、上皇陛下は例年同様に、上皇后陛下とご一緒に沖縄県慰霊の日、広島原爆の日、長崎原爆の日、終戦記念日に黙祷され、終日静かにお過ごしになったほか、硫黄島、沖縄、広島、長崎等への天皇・皇后両陛下の慰霊の旅を見守られるなど、先の大戦と向き合われました。

また、上皇陛下は日本の障害者スポーツの発展に尽力してこられました。本年11月、日本で初めてとなる「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」が開催された際には、デフリンピック競技大会の今日の発展を陰ながらお喜びのご様子でした。
スウェーデンの国王陛下、ルクセンブルクの大公殿下など、関西・大阪万博のために来日した外国王室の方々とも両陛下でお会いになり、旧交を温められました。

ライフワークのハゼの研究については、これまでと同様に毎週月曜日と金曜日は皇居生物学研究所で、水曜日はお住いの仙洞(せんとう)御所で取り組まれているということです。
