皇室WEB

皇室のご近況~宮内庁の発表写真より

皇后陛下 天繭(てんさん)の収繭(しゅうけん)
令和8年7月10日
 7月9日、皇后陛下は皇居内で野生種の蚕「 天蚕」(てんさん) の収繭(しゅうけん)に臨まれました。収繭とは、繭を収穫することです。天蚕はクヌギの葉を食べて育ち、緑色の繭を作ります。皇后陛下は飼育を担当する職員に「緑色がきれいですね」と話し、葉に付いた繭をはさみで枝ごと切って丁寧に収穫されました。



 皇室では明治時代の昭憲皇太后以来、歴代皇后がご養蚕を継承されてきました。人間が飼育する「家蚕」(かさん)は主に皇居にある紅葉山御養蚕所(もみじやまごようさんじょ)の室内で行われますが、野生種の「野蚕」(やさん)は屋外の施設で飼育されています。







 宮内庁によると、皇后陛下は5月12日にその年の蚕の飼育を始める「御養蚕始(ごようさんはじめ)の儀」に臨まれました。その後、天皇陛下や愛子内親王殿下と天蚕の卵をクヌギの木にくくりつける「山つけ」や、室内で飼育する蚕にクワの葉を与える「給桑」(きゅうそう)を行われました。
 収穫された繭は文化財修復や神事に使われます。





ページ上部へ移動